森富投手42勝、そのあとに

2022年。42勝3敗。東部ライガースの矢崎監督は彼が投げると居眠りするぐらい平穏なピッチングだった。「面白みがない」そんなことを言う古参記者もいた。格下の打者とみると手抜きのピッチングをする。打てなそうだと真ん中に放ったりする。そんなことを気にしていては40勝を達成することなどできない。森富修一郎は5年目でビッグレコードを達成。奪三振記録は311。河井捕手は彼の速球を受けるのが怖いと共に楽しみでもあった。